R&D TECHNOLOGIES

世界を変えるNTTの最先端通信テクノロジー

ホログラフィックに描き出す、新しいバドミントン観戦体験 距離を超越する、圧倒的な臨場感

R&D TECHNOLOGIESホログラフィックに描き出す、
新しいバドミントン観戦体験
距離を超越する、
圧倒的な臨場感

桃田賢斗
「Kirari!」を使った未来のスポーツ観戦への期待を桃田賢斗選手にインタビュー最高のプレイを、一人でも多くの人に見てもらいたいから

武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる、東京2020オリンピック競技大会のバドミントンの熱戦を、ネットワークでつないだ遠隔地の上映会場である日本科学未来館※に伝送します。そこに使われるのは、NTTが研究開発を進めてきた超高臨場感通信技術「Kirari!」です。
コートを駆け巡るアスリートのダイナミックな動きはもちろん、時速400km以上にもなるシャトルさえも安定・高精度に抽出し、立体感あるホログラフィックに、かつ、リアルタイムに伝送・表示します。たとえ遠く離れた場所であっても、目の前で競技しているかのような、臨場感あふれるスポーツ観戦体験を可能にします。

※会場はメディア向けのみの公開となります。

TECHNOLOGIES

競技空間を「丸ごと」伝送新時代の観戦スタイルを実現した
技術とは?

Youtube - 【2020NTT】TOKYO 2020 未来のスポーツ観戦プロジェクト「ホログラフィックに描き出す、新しいバドミントン観戦体験」

コートを駆け回る選手と、高速で動くシャトル。超高臨場感通信技術「Kirari!」は、それぞれの位置関係や会場のサウンド含めたすべてを同期させ、これまで再現が難しかった「スピード」「立体感」「臨場感」をリアルタイムで伝送する技術です。そこにはNTTが開発してきた、いくつもの最先端通信技術が含まれています。

まずはじめに、「選手やシャトルなどを映像から抽出する技術」があります。ブルーやグリーンなど単一色の背景スクリーンを用いたクロマキーを利用せずに、現場のそのままの任意の背景で、動いている対象でもリアルタイムに映像として抽出する技術です。抽出された人や物の映像は、リアルタイムに伝送し他の映像と合成することが可能です。

次は、伝送されてきた映像や音を会場に表示させる技術です。コート・2枚のハーフミラー・LEDディスプレイ・プロジェクタなどの設置を最適化し、異なる奥行き位置に2層の空中像の多層投影を実現することで、手前の選手は手前のコートに、奥の選手はネットをはさんだ反対側のコートに、それぞれ映し出すことができます。また、シャトルの連続的で繋がりのある動きの再現も可能にしました。

INTERVIEW

「Kirari!」を使った未来のスポーツ観戦への期待を桃田賢斗選手にインタビュー最高のプレイを、一人でも多くの人に見てもらいたいから

桃田賢斗 選手

バドミントン日本代表。香川県三豊郡三野町出身。 2013年よりNTT東日本所属。左利き。 BWF世界ランキング最高位は1位。2014年トマス杯金メダリスト。2015年にBWFスーパーシリーズ男子シングルスで日本人初優勝を達成。

バドミントンの日本代表を務める、桃田賢斗選手。「応援は何よりのチカラになる」と話す桃田選手に、超高臨場感通信技術「Kirari!」による上映をご覧になっていただき、プレイヤーの視点からその可能性を伺いました。

臨場感と迫力のあるバドミントン
―普段のトレーニングについて教えてください。

桃田 実は僕、当たり前のことをコツコツやる根性系なので、科学的トレーニングはあまり取り入れていません。すべて数値化されてしまうと、そればかりを目で追って気になってしまうタイプなので。とは言いつつも、そういった最新技術にはものすごく興味があります。バドミントンの試合で採用される「Kirari!」を見たときも、正直めちゃめちゃびっくりしました(笑)。

―どんな驚きがありましたか?

桃田 臨場感と迫力、そして離れた場所にいてもあんなにリアルな観戦できることに驚きました。むしろ映し出される側じゃなくて、観客としてその場に行ってみたいです(笑)。選手の細かな動き、シャトルが空気を切り裂く音、シューズが地面とこすれあう音が、どこでも誰でも気軽に見られるようになったら、バドミントンの可能性は大きく広がると思います。バドミントンは室内競技ですが、「Kirari!」があればアウトドアでの観戦ができる可能性だってでてきますよね。僕の中でバドミントンはまだまだマイナー競技。これをきっかけに一人でも多くの人が、バドミントンに興味を持ってくれたらうれしいです。

―スポーツを通して、バドミントンを通して伝えたいことがあったら教えてください。

桃田 バドミントンは相手ありきの競技なので、一人ではできません。こういう時期でいろんな人がいろんな想いを抱えているからこそ、僕はバドミントンで最高のプレイがしたいです。それが今の僕にできることだし、あきらめない姿勢や困難な場面でも立ち向かっていく姿をたくさんの人に見てもらって、結果で恩返しできたらいいなと思っています。選手としてのゴールですか? プレイヤーとして言うなら、自分の理想像には程遠いしまったく満足もしていません。なによりそう思えているうちは成長できている証拠だとも思うので、バドミントンへの探求心と好奇心は忘れず、これからも純粋にバドミントンに取り組んでいきたいですね。

会えないからこそ、できること
―ここ1年間の心境の変化があれば教えてください。

桃田 試合会場でファンの方々の応援が聞けなかったのは正直さみしかったですね。当たり前のようにやっていた仲間との練習もできませんでしたし。でもこればっかりはどうしようもないので、しっかりと気持ちを切り替えて「今できること」を精一杯やってきた1年だったと思います。

―SNSでの発信もはじめられましたね。

桃田 ファンの方々と接する機会がなくなったからこそ、今できることはないかと思い挑戦してみました。自分が発信することによるプレッシャーもありましたが、それ以上に皆さんとのSNSを通じてのコミュニケーションが新鮮で楽しかったし、何よりたくさんの方が応援してくれたのがうれしかったです。

―アスリートにとって“応援のチカラ”は大きいのでしょうか?

桃田 苦しい展開のとき、心が折れそうなとき、少し弱気になりそうなとき、応援があると自分では信じられないぐらいのチカラが出せるんです。自分の調子がいまいちでも、実際にコートに入って声援を耳にすると、言葉にできないほどのパワーがみなぎってくる。もちろんそのぶんのプレッシャーも大きいですが、自分にとってはポジティブに働きますね。

空間の壁を越え、新たな感動を創る

会場に実際の試合と同様の観客席と、実物大のコートが設置することで、まるで本物の試合会場にいるかのようなかつてない観戦体験ができます。「スポーツ観戦=競技場での観戦」というこれまでの常識を覆す、「Kirari!」。 スポーツ観戦の未来にご応募いただき、ぜひその感動を体験してみてください。

スポーツ観戦の未来
次世代臨場感テクノロジー 実証プログラム

スポーツ観戦の未来次世代臨場感テクノロジー 実証プログラム
  • 日程:2021年7月30日(金)、7月31日(土)
  • 場所:日本科学未来館
  • 対象競技:バドミントン男子シングルス/女子シングルス/男子ダブルス/女子ダブルス

※本会場は一般のお客様への公開はしておりません。メディア向けのみの公開となります。

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